インフォーマル会議

2016年3月19日 高温高密度QCD物質オープンフォーラム 議事録

  • Quark Matter2015収支報告 (秋葉)
    • 昨年9月-10月に神戸で行われたQuark Matter2015に関する収支の報告があった.
      • 総収入約7100万円, 総支出は約6500万円.
      • ただし、プロシーディング代のうち、理研からの補助では不足する50万円程度が、今後支出される予定。黒字額が大きいのは、QM2014からの繰越金が約500万円あったため.
      • 黒字分はQM2017への繰越し金にする.
  • Lattice2015会議報告 (北沢)
    • 昨年7月に神戸で行われたLattice2015に関する会議報告があった.参加者376名,発表数349で,参加者からの評判もよく大成功であった.
    • 次回はJuly24-30,イギリスで開催.
  • ALICE-Jの活動報告 (中條)
    • ALICE-Jの最近の活動に関して報告があった.下記の通り.
      • 2015年初頭からALICEとLHCにおいてRun2が始まり,p-p@13TeV,Pb-Pb@5.02TeVの測定がなされた(例えばPb-Pb@5.02 TeVのmultiplicityやcollective flow)
      • 各大学(広島大学,長崎総合科学技術大学,東京大学CNS,筑波大学)の活動状況,2016年のLHCの予定が報告された.
  • J-PARC重イオン計画の報告 (佐甲,原田)
    • J-PARCの重イオン計画についての現状報告や,2015年度に行われた(2016年に行われる予定の)関連する研究会などに関する報告があった.また,J-PARCの重イオン計画に関して非常に活発な議論が行われた.
  • 9月の学会シンポジウム開催について (北沢)
    • J-PARCの重イオン計画に関する周知と物理の議論を深めるために,2016年秋の学会でJ-PARC重イオン衝突実験に関するシンポジウムを開催したいとの旨が提案された(以前はQCDMOFの活動の一環として秋の学会でシンポジウムが企画されていた).
    • 開催日はできれば初日か2日目.