インフォーマル会議

2017/03/17(学会初日)17:30-19:30 H21 会場

出席者26人程度

【報告】

  • QCDMOF 活動報告(志垣)
    • QCDMOFの登録者が現時点で129名。学生に新規登録を勧めるように依頼 があった。一方で、名簿データやwebpageの更新の必要性が指摘された。 新年度に対応の予定。
    • 2017年度の活動報告
      • 学会シンポジウム「原子核コライダーにおけるQCD物理」(2017/3/17)の企 画・実施
    • post QM’17 HIC-HIP (2017/04/08 名古屋大学) 提案
    • 2018年度世話人代表幹事として、板倉(理論)・中條(実験)が推薦され、 了承された。企画提案の主導やwebpageの管理などをお願いしたい。
  • 学会シンポジウム報告(藤井)
    • 学会シンポジウムの企画提案の経緯が説明され、物理学会年会でのシンポジウム では幅広い領域から聴衆を対象にして準備する必要性を再確認した。
      • シンポジウムは、定員200名の会場がほぼ一杯になり、盛況であった。
  • RHIC/PHENIX/sPHENIX 報告(秋葉)
  • RHIC/STAR 報告(江角)
    • 日本から筑波グループがSTAR実験に公式参加以来、初の報告があった。
    • RUN17, 18, 19-20の見通しと、関連する筑波グループの活動が報告された。
  • 日米事業報告(江角)
    • H28年度はPHENIX測定装置の解体が進められ、装置が筑波大・KEKに輸送された。
    • H29年度から経費の申請方法が変更になり、日本側からはKEKに申請する。 PHENIX関連経費に加えて、STAR実験旅費を含めるために、RHIC実験としてまと めた形で申請中。
  • LHC/ALICE 報告(中條)
    • H28年度の活動報告と、H29年度予定の説明があった。
    • 7月に奈良女子大が正規参加、原研が準加盟機関となった。
    • 日仏二国間交流は今年までで、今後は未定。
    • LHCでのパイロットラン。Xe-Xe衝突などを予定。
  • J-PARC-HI 報告(佐甲)
    • J-PARC-HI collaborationとして、現在90名の参加を得ている。
    • 高密度物質の実験場としての計画準備状況の解説があった。
    • 秋以降の国際会議や国内集会での講演活動の報告があった。
    • SQMやCPODへの参加を含め来年度の活動予定が説明された。特に、夏以降に国際ワークショップを開催したい旨、協力の依頼があった。
  • Heavy Ion Cafe 報告(平野)
    • 1/21に第32回を開催した。講演者は、Busch氏(筑波)、橘氏(CCNU)で、 Jetに関連する議論を行った。参加者約20名。
    • より多くの参加者を期待している。
    • facebookによる情報公開。開催場所・講演者などの要望を随時受付中。
  • Heavy Ion Pub 報告(北沢)==
    • 10/27に第22回を、坂口氏を招いてJ-PARC-HIの議論を大阪大学で開催した。 参加者39名。
  • post-QM'17 HIC+HIP 予告(野中)
  • 2月のQM17を受けて、4月8日(土)に名大にてHIC+HIP合同集会を開催します。
  • 積極的な参加をよろしくお願いします。
  • NFQCD2018 (大西)
    • QM18の後に、NFQCD2018を開催する。積極的な参加をお願いする。
  • 議論
    • シンポジウム提案について
      •  次回の物理学会年会に、シンポジウムを提案するとなれば、どのようなものが 考えられるか?
            分野横断的な開催
          (宇宙、重力波、中性子星(合体)、宇宙線)
          (トボロジカル物質、カイラル物質)
          (ベイズ統計の様々な場面、分野での応用)
           (EIC、。。)
           新しい重イオン衝突の実験はしばらく行われない。
      • 新学術領域の提案
           新提案に向けた戦略、準備は行われているのか?